施工の流れその6屋根塗装・防水工事❗

2022.08.01Mon

　続いて屋根塗装に入ります❗屋根は太陽光による紫外線や、雨・風・大気汚染などの影響を受けて1番傷みやすい場所です❗普段は中々間近で見ることが出来ないため、雨漏りや極端な色褪せでもない限り、気に留めることが少ないと思いますが実は、家を長持ちさせるためには最も大切な部分でもあります❗屋根でよく使われる遮熱塗料は下塗りにも遮熱性があり、遮熱効果の高い白色をしています❗傷みが激しい場合吸い込みが酷く、下塗り1回だけだとムラムラな仕上がりに❗下塗りを2回行うことで吸い込みが止まり、いい下地に仕上がります❗　下地をしっかりと作っておくと同じ塗料を使っても耐久性に大きな差が出てきます❗上の写真にもあるような屋根をスレート屋根と言いますが、無塗装の場合雨が降ってもスレートとスレートの隙間から流れ落ちますが塗装をすると何回も重ね塗りするため、この隙間が埋まってしまう場合があります❗隙間が埋まってしまうと中に入り込んだ雨水がうまく排出されず、雨漏りなどの原因になってしまいます❗　そういったことが起きないよう事前に隙間を確保するタスペーサーをスレートとスレートの間に差し込んで行きます❗すでに隙間が4ミリ以上確保されている場合は差し込む必要はありません❗後は壁同様上塗りを2回かけていきます❗上塗りを2回行うと輝きが変わって来ます❗

　　屋根と壁の耐久年数を合わせる事をおすすめします❗　ベランダや屋上など直接雨が当たるような場所は特に雨漏りしやすいため、ひび割れ箇所やドレン周りなどまずは下地からきっちり補修することが大事です❗ベランダ下の写真ですが中でパイプが外れ、内部が常に水で溢れている状態でした❗軒裏は塗装が剥がれすでにカビや藻が繁殖している状態です❗中のパイプを交換し、シーリングにて内部に水がまわらないよう処理していきます❗地震などの影響でひび割れた箇所もシーリングで補修していきます❗防水処理をしていきます❗最後にトップコートをかけて完成となります❗